|
データの電子化で、図書館の本の表紙の裏に、貸出カードが差されることも めっきりなくなりましたね。 好きな人が借りた本を後追いで借りて、カードに書かれた名前を撫でては 胸がきゅっとなるとかも できないんですね。(やったことないけど) しかし、私が通う学校の図書室はまだあんまし電子化されていないので、 貸出カードのようなものがぺらりと一枚貼られていて、返却期限日が スタンプされます。 そして私は今日、この本を、私の前に借りた誰かにおもいを馳せています。 どんな先輩なんだろう? 背の高い人? がっちりした人? それとも元アメフト部分のマッチョな人?? 想像する体型に偏りがあるのは、もちろん私の好みもなくはないですが、 一番の理由は本の重量が3キログラムを越えているからです。 解剖学の高級印刷物。 紙は高くて重いやつ。 図書室のお姉さんには「うっわー!やっちゃう?お家に?」と言われ、 頑張りますと答えたものの、帰り道の夕食の材料と合わさったその重さは 並じゃなく、駅から家までの長い道程がいやになっております。 それにこれ、返すときまた運ぶんだよね・・・ あー・・・ 古本でいいから、一冊自分でも買いたいな。そしたらもう重くない・・・
by yorikoguma
| 2008-09-08 18:55
| 本のページをめくる
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||